しかし財布の中をふと見れば、スキューバダイビングや昼からのアルコール三昧で既に22万円しかない!? 計算するまでもなく、そんなお金の使い方だと、あと2ヶ月しか旅できない。
なので、そこからは旅の仕方(生き方)変更して、「一番安い宿の一番安い部屋、一番安い飯屋の一番安い飯。」と決めて、徹底的な貧乏旅行に計画変更しました。
そしてお隣の国カンボジアに陸路で入り、また3週間ほど観光させて頂き、さらに楽しく・無邪気で、ワイルドになりました。(ちなみにこの国でも結局、ダイビングをしました。)

お隣の国ベトナムに入る頃には、旅に出て6週間も経っていたので、慣れからくる勘違いからか、非常につまらないバックパッカーとなってしまい、「どれだけ安く生活できるか。」「どれだけ安く移動できるか。」を優先して行動するようになってました。
ベトナムでの最初の街、ホーチミンシティ(サイゴン)に入った時、人々の生命力(エネルギー)が余りにも強いので、感受性の高い私は具合が悪くなってしまいました。

本当に初めて、街の中心で、エネルギーの渦が巻いているのを感じました。(さすが魔都と呼ばれるだけあって…。)
具合の悪くなった私は、サイゴンで最初にお世話になった安宿(ドミトリー)を出て、「オーナー夫妻がとても親切で・・・」と『地球の歩き方東南アジア2001~02版』に紹介されていた「アンダオ・ゲストハウス 」に移動しました。